下積み時代のお話し
学生時代(29歳で脱サラし医療系専門学校で再び学ぶ)は、東京都内でも屈指の有名な接骨院で下積みをして包帯固定法から手技(マッサージ等)による施術に至るまで様々なケガの処置に関するいろはを徹底的に修行しました。
国家資格(柔道整復師免許)取得後は学校の恩師にお願いし、群馬県前橋市の厳しい研修で有名な整形外科病院(60床)を紹介して頂き、住み込み研修で4年間勤務しました。
(※住み込み研修者は夜間救急も対応するため深夜でも呼び出され、当直医師のサポートが義務付けられていました。そのため救急搬送患者のレントゲン撮影や応急処置の助手としての経験を数多く積ませて頂きましたのでケガの程度を見極める目を養えたことは物凄く自信になりました。)
普段の外来診察では整形外科医の隣に立って問診・徒手検査・レントゲン確認・処置に至るまでの一連をサポートしながら学ばせて頂いたり、手術の際には手術室に入ってすぐそばで見学させて頂いたりしました。
入院されている患者さんもいらっしゃいましたので、毎日数十人の入院患者さんの包帯交換やギプス巻き替え処置もしていました。
入院されている患者さんもいらっしゃいましたので、毎日数十人の入院患者さんの包帯交換やギプス巻き替え処置もしていました。
冬のスキーシーズン中は毎週(日曜・祝日)スキー場の医務室でケガされた方の応急処置のボランティアをしていました。(群馬県はスキー場が多いので地元の接骨院の先生にお願いして医務室に入らせてもらい数多くの負傷者の応急処置を経験しました。上級者の多いスキー場だったのでスピードを出して派手に転んでケガされる方が多く、毎日のように骨折・脱臼の応急処置をしていたので、特に肩関節脱臼を入れるのはすごく上手くなりました。)
恐らくここまで内容の深い研修をされてきた同業の先生はそんなに多くないんじゃないかなと自負しております。